2013年9月2日月曜日

展示会 Photo @ 東京ドイツ・文化センター




"さて親愛なる友よ、彫刻的なフォルムの中に生きているものは
三次元的なものです。そして浮彫とは三次元に向けての二次元の
面の克服です。それは私たちが観察や観照の立場に立つことによって
生ずるのではなく、大地が植物を自ら生成させることについて
私たちが生きた感情を持つ場合に生ずるものです。”

新しい建築様式への道
ルドルフ・シュタイナー著/1957年
上松佑二訳


生花:裕里子・ヨープスト







東京ドイツ・文化センターhttp://www.goethe.de/ins/jp/tok/uun/anf/jaindex.htmにて
第一ゲーテアヌム定礎100周年記展示会が9月2日よりスタートしました。

会場では、第一ゲーテアヌムに関する写真パネル約30点の他、
建築家アルバート・フォン・バラバレ(1902-1983)制作による
第一ゲーテアヌムの石膏模型を展示しています。
この石膏模型 1:100 は、1937年のパリ万国博覧会に
第二ゲーテアヌムの模型とともに出品されたものです。

焼失によって現存しない木造建築の第一ゲーテアヌムは、
その外観も内装も全てが丹念に彫りだされて形づくられたフォルムを
持っていたことが写真からもうかがえ、それは建築とはばらばらになった
素材を寄せ集めた命のない箱ではなく、ひとつの植物のように暖かく
生きた存在として人間を包んでくれる覆いのようにも思えます。

ぜひ、この機会に現代建築において人間と建築の調和性の意味を問う
建築でもあった第一ゲーテアヌムの魅力にふれていただければ
幸いに存じます。